毎日毎日、泣き続けて、現実なのか夢なのか確かめるために、遺影を見て、遺骨を見て、家の中を探して、現実だと思い知る。。。

そんな3週間が過ぎた時、初めて娘が夢に出てきた。

ずっとずっと、夢に出てきてと祈りながら寝ていたのでやっと叶ったけど、夢の中の娘はなにかとても歯痒い様で…抱きしめて、どうしたの？大丈夫よ！と私が頭を撫でながら声を掛けると、子どもの写真がみつからない…と。

それで目が覚めた短い夢だった。

夢の中の娘を抱きしめる事が出来て…

暖かい感触もなぜか生々しく感じられてた。

不思議な事に、その日と次の日の途中まで私は一度も泣かなかった。

泣かずに過ごせてる…でも、心に違和感があって、へんな感じだった。

翌々日は変に落ち込み過ぎた、辛い1日だったり…

心が壊れて、よく分からない状態になってるよ。。。会えたら、すぐ治るのに。。。

目を開けて、ああ、そうだった…と落胆する朝が来た。

亡くなって3週間が過ぎた頃から、その瞬間は無気力な時間になった。それまでは、夢なんじゃないかな？そんなはずはない…とか、ブツブツ言いながら急いてお仏壇の前に行っていた。。。

そして、自分自身に思い知らせるかのように、亡くなった日の事を思い出して、心拍数が上がって…慟哭。

いっそ、このまま私も深い眠りにつけたら…と思うけど、もう1人娘が（妹）いるので、これ以上の苦しみを与えるなんて酷過ぎて出来ない。

そして、なにより娘の残した3歳の孫がいるから…ちゃんと育ててあげなければと、逝く事は思い留まる。

この夏、26歳の娘が急に亡くなりました。

まだ1ヶ月も経たず、夢としか思えません。

自死という形で発見したけど、入眠導入剤を飲んで、お酒を飲んで…訳の分からないくらい意識が混濁した状態で…、きっと自分でも訳が分からないままに…。

亡くなる2時間前に美容院の予約を取るLINEをしてたし、数日後の花火大会に浴衣で行くと張り切っていたし、その日にも楽しくランチして、次はリサーチしとこう！って話してたらしいのに。。。

私には理解出来ない…。

朝目が覚めると、何で目が覚めたんだろう…このまま目が覚めなければいいのにと思います。

娘の居ない日常なんてありえない。

26年間、ずっと側に居たのに。どうして…。私はなぜ救えなかったのか…親なのに…。

会いたくて、会いたくて、触れたくて、話したくて、抱きしめたくて、気が狂いそうです。